諸書しよしよ)” の例文
世に越後の七不思議なゝふしぎしようする其一ツ蒲原郡かんばらこほり妙法寺村の農家のうか炉中ろちゆうすみ石臼いしうすあなよりいづる火、人みな也として口碑かうひにつたへ諸書しよしよ散見さんけんす。
氷室ひむろは水のこほりををさめおくやうに諸書しよしよ注釈ちゆうしやくにも見えしが、水の氷れるは不潔ふけつなり、不潔をもつて貢献こうけんにはなすべからず。
氷室ひむろは水のこほりををさめおくやうに諸書しよしよ注釈ちゆうしやくにも見えしが、水の氷れるは不潔ふけつなり、不潔をもつて貢献こうけんにはなすべからず。
かれ泥行でいかうの用なれば雪中に用ふるとは製作せいさくことなるべし。そりの字、○そりそりそり秧馬そり諸書しよしよ散見さんけんす。あるひは○雪車そり雪舟そりの字を用ふるは俗用ぞくようなり。
○さてまた芭蕉が行状小伝ぎやうぢやうせうでん諸書しよしよ散見さんけんしてあまねく人の知る所なり、しかれどもおきな容㒵かほかたち挙世きよせい知る人あるべからず。
人熊の穴におちいりて熊に助られしといふはなし諸書しよしよ散見さんけんすれども、其実地じつちをふみたる人のかたりしはめづらしければこゝにしるす。