“俗用”の読み方と例文
読み方割合
ぞくよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ泥行でいかうの用なれば雪中に用ふるとは製作せいさくことなるべし。そりの字、○そりそりそり秧馬そり諸書しよしよ散見さんけんす。あるひは○雪車そり雪舟そりの字を用ふるは俗用ぞくようなり。
宗助そうすけ不圖ふと御米およね此所こゝいた消息せうそくかなければならないこといた。かれ俗用ぞくようしやうじたのをよろこぶごとくに、すぐかばんなかから卷紙まきがみふうぶくろして、御米およね手紙てがみはじめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かれ泥行でいかうの用なれば雪中に用ふるとは製作せいさくことなるべし。そりの字、○そりそりそり秧馬そり諸書しよしよ散見さんけんす。あるひは○雪車そり雪舟そりの字を用ふるは俗用ぞくようなり。