所々ところ/\)” の例文
所々ところ/\ちら/\と農家の灯火あかりが見えます、追々戸を締めてた処もある様子。お竹が心のうちで。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
次第しだいかさなり両側りやうかはの家のあひだに雪のつゝみきづきたるがごとし。こゝに於て所々ところ/\に雪のほらをひらき、ひさしより庇にかよふ、これを里言さとことば胎内潜たいないくゞりといふ、又間夫まぶともいふ。間夫まぶとは金掘かねほり方言ことばなるをかりもちふる也。