處々ところ/\)” の例文
新字:処々
天井は思切ツてすゝけてゐて、而も低い。かべは、古い粘土色へなつちいろの紙を張りつめてあツたが、處々ところ/\やぶれて壁土かべはみ出て、鼠の穴も出來ている。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
わたくし印度洋インドやう海底かいてい有樣ありさま精密くわしくはらぬがこのやう全面積ぜんめんせき二千五百※方哩にせんごひやくまんほうマイルふかところ底知そこしれぬが、處々ところ/\大暗礁だいあんせうまた海礁かいせうよこたはつてつて、水深すいしん五十米突メートルらぬところもあるさうな。