“ちよつと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チヨツト
語句割合
一寸77.6%
鳥渡20.5%
些1.0%
一人0.5%
一時0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帽も上衣(うはき)も裳(ジユツプ)も黒つぽい所へ、何処(どこ)か緋や純白や草色(くさいろ)を一寸(ちよつと)取合せて強い調色(てうしよく)を見せた冬服の巴里(パリイ)婦人が樹蔭(こかげ)を行(ゆ)き交(か)ふのも面白い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
「面白(おもしろ)かつたり、辛(つら)かつたり………然(しか)し女にやア不自由しねえよ。」吉(きち)さんは鳥渡(ちよつと)長吉の顔を見て、「長(ちやう)さん、君は遊ぶのかい。」
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
『何有(なあに)、真(ほん)の些(ちよつと)した事ですがね。』と、森川は笑つてゐる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
これだけの人參(にんじん)、一人(ちよつと)觸(さは)つて一舐(ひとな)めしても大抵(たいてい)な病人(びやうにん)は助(たす)かる。で、それだけ代物(しろもの)が減(へ)る、合點(がつてん)か。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
女(をんな)は五月繩(うるさ)い時(とき)には一時(ちよつと)踊(をどり)の手(て)を止(や)めて對手(あひて)を叱(しか)つたり叩(たゝ)いたり、然(しか)も其(その)特性(とくせい)のつゝましさを保(たも)つて拍子(ひやうし)を合(あは)せ乍(なが)ら多勢(おほぜい)の間(あひだ)に揉(も)まれつゝ同(どう)一線(せん)を反覆(はんぷく)しつゝ踊(をど)る。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)