“しゆうい”の漢字の書き方と例文
語句割合
周圍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶州けいしゆうには周圍しゆういひくやまがあつて、一方いつぽうだけすこひらけてゐる地勢ちせいは、ちょうど内地ないち奈良ならて、まことに景色けしきのよいところであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
噴火前ふんかぜんには周圍しゆうい土地とちもちかれてふくらむような状態じようたいになることは、すで了解りようかいせられたであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これはたいてい赤貝あかがひるい貝殼かひがらゑぐき、その周圍しゆういばかりをのこして前腕まへうでにはめむでのでありまして、石器時代せつきじだい墓場はかばから人骨じんこつ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
かういふみやく所謂いはゆる火山脈かざんみやくであつて、もつと著名ちよめい火山脈かざんみやく太平洋たいへいよう周圍しゆういよこたはつてゐる次第しだいである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そしてこの御陵ごりようのごときは、二重ふたへほりをめぐらし、その周圍しゆういには陪塚ばいちようといつて臣下しんかひとだちのはかがたくさんならんでをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
すなはちその直徑ちよつけい東西とうざい四里より南北なんぼく五里ごりおよび、こゝに阿蘇あそ一郡いちぐん四萬しまんひとまつてゐる。たゞ噴火ふんかはこの火口かこう全體ぜんたいからおこつたのではなく、周圍しゆうい土地とち陷沒かんぼつによつてひろがつたものだといふ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)