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しほびき
ふりがな文庫
“しほびき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
塩鮭
28.6%
塩引
14.3%
塩鱒
14.3%
鹽引
14.3%
鹽鮭
14.3%
鹽鱒
14.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塩鮭
(逆引き)
餅を搗いても、団子を拵へても、
五目鮨
(
ごもくずし
)
を炊いても、母は必ず叔父の家へ分けて遣る事を忘れない。或時は裏畑から採れた瓜や茄子を持つて行つた。或時は
塩鮭
(
しほびき
)
の切身を古新聞に包んで持つて行つた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しほびき(塩鮭)の例文をもっと
(2作品)
見る
塩引
(逆引き)
都
(
みやこ
)
へ
遠
(
とほ
)
きよりみつぎたれば
塩引
(
しほびき
)
ならん。
頭骨
(
かしらのほね
)
の
澄徹
(
すきとほる
)
ところを
氷頭
(
ひづ
)
とて
鱠
(
なます
)
に
雅
(
が
)
也。子を
鮞
(
はらゝご
)
といふ、これを
醃
(
しほ
)
にしたるも
美味
(
びみ
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
腥
(
なま
)
にて
喰
(
しよく
)
するは○
魚軒
(
さしみ
)
○
鱠
(
なます
)
○
鮓
(
すし
)
也。○
烹
(
に
)
る○
炙
(
やく
)
その
料理
(
れうり
)
によりて猶あるべし。
醃
(
しほづけ
)
にしたるを
塩引
(
しほびき
)
また
干鮏
(
からさけ
)
といひしも古き事、まへに引たる
書
(
しよ
)
に見えたるがごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しほびき(塩引)の例文をもっと
(1作品)
見る
塩鱒
(逆引き)
素知らぬ
態
(
さま
)
をしてるのは、干からびた
塩鱒
(
しほびき
)
の頭を引擦つて行く
地種
(
ぢだね
)
の痩犬、百年も千年も眠つてゐた様な張合のない顔をして、
日向
(
ひなた
)
で
呟呻
(
あくび
)
をしてゐる真黒な猫
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しほびき(塩鱒)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
鹽引
(逆引き)
長野
(
ながの
)
で
辨當
(
べんたう
)
を
買
(
か
)
つた
時
(
とき
)
に
情
(
なさけ
)
なかつた。
蓮
(
はす
)
に
人參
(
にんじん
)
に
臭
(
くさ
)
い
牛肉
(
ぎうにく
)
、
肴
(
さかな
)
と
云
(
い
)
ふのが
生燒
(
なまやけ
)
の
鹽引
(
しほびき
)
の
鮭
(
さけ
)
は
弱
(
よわ
)
る。……
稗澤山
(
ひえだくさん
)
もそ/\の、ぽんぽち
飯
(
めし
)
、あゝ/\
旅行
(
りよかう
)
はしなければ
可
(
よ
)
かつたと
思
(
おも
)
つた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しほびき(鹽引)の例文をもっと
(1作品)
見る
鹽鮭
(逆引き)
米
(
こめ
)
ばかり
炊
(
た
)
えても
毎日
(
まいにち
)
一
升
(
しよう
)
づゝは
要
(
え
)
る
位
(
くれえ
)
だから
骨
(
ほね
)
も
隨分
(
ずゐぶん
)
折
(
を
)
れんが
出
(
で
)
せえすりや二
貫
(
くわん
)
と三
貫
(
ぐわん
)
は
殘
(
のこ
)
せつから、
歸
(
けえ
)
るまでにや
俺
(
おれ
)
もどうにか
成
(
な
)
ると
思
(
おも
)
つてんのよ、さうすりや
鹽鮭
(
しほびき
)
位
(
ぐれえ
)
は
買
(
か
)
あことも
出來
(
でき
)
らな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
しほびき(鹽鮭)の例文をもっと
(1作品)
見る
鹽鱒
(逆引き)
素知らぬ
態
(
ふり
)
をしてるのは、干からびた
鹽鱒
(
しほびき
)
の頭を引擦つて行く地種の痩犬、百年も千年も眠つてゐた樣な張合のない顏をして、
日向
(
ひなた
)
で欠伸をしてゐる眞黒な猫
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しほびき(鹽鱒)の例文をもっと
(1作品)
見る
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