“さゝへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
酒器25.0%
支臺25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さういふはたけ周圍まはりたつ蜀黍もろこしつよくきがすつくりとさゝへて、それがまばらな垣根かきねのやうにつらなつてはたけからはたけつないではいく屈折くつせつをなしつゝ段々だん/\みぢかくなつてれも鬼怒川きぬがは土手どてちかきる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
御縁ごえんに致して願ひまするは此お縁側えんがは霎時しばしの中おかしなされて下さらば酒器さゝへひらきてはら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヘイ水揚ものも御座りましたが夫も大略あらかた結了かたづいて少のひまを得ましたより參りしわけも外ならず時も彌生やよひの好時節上野隅田すみだの花も咲出さきいで何處も彼所もにぎはふゆゑ貧富ひんぷを問ず己が隨意まゝ割籠わりごを造り酒器さゝへ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
次第しだい/\に鐵車てつしや曳上ひきあげ、遞進機ていしんき螺旋形揚上機らせんけいやうじやうきとは反對はんたいに、後方こうほう巖石がんせき支臺さゝへとして、彈力性だんりよくせい槓桿こうかん伸張しんちやうによつて、無二無三むにむさん鐵車てつしや押上おしあげるのである。