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さわが
ふりがな文庫
“さわが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
騒
58.3%
閙
8.3%
喧
8.3%
擾
8.3%
騷
4.2%
喋々
4.2%
躁
4.2%
騷然
4.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
騒
(逆引き)
わたくしは踊子部屋の光景——その
暗惨
(
あんさん
)
とその乱雑とその
騒
(
さわが
)
しさの中には、場末の
色町
(
いろまち
)
の近くなどで、時たま感じ得るような
緩
(
ゆるや
)
かな
淡
(
あわ
)
い哀愁の情味を
勲章
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さわが(騒)の例文をもっと
(14作品)
見る
閙
(逆引き)
翌日、焼芋屋の店を
窺
(
うかが
)
ふと彼は例の如く
竈前
(
かままえ
)
に遊んでゐる。
併
(
しか
)
し昨夜の事を
迂闊
(
うっかり
)
饒舌
(
しゃべ
)
つて、家内の者を
閙
(
さわが
)
すのも悪いと思つたから、私は何にも言はなかつた。
雨夜の怪談
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
さわが(閙)の例文をもっと
(2作品)
見る
喧
(逆引き)
支那の殖民地に行く時、港々の
夜
(
よ
)
は恐しいまで廣くして暗く、遠い陸地の方からは、さう云ふ船着きの町にのみ
聞
(
きか
)
れる悲しい
喧
(
さわが
)
しい絃歌の聲が、とぎれ/\に流れて來るばかり。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
さわが(喧)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
擾
(逆引き)
しかしそう云う幻覚のほかにも、お蓮の心を
擾
(
さわが
)
すような事件は、現実の世界からも起って来た。と云うのは松もとれない内に、噂に聞いていた牧野の妻が、突然訪ねて来た事だった。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さわが(擾)の例文をもっと
(2作品)
見る
騷
(逆引き)
騷
(
さわが
)
したるに依て此方へ
召捕
(
めしとり
)
置たり但し吟味致すべきなれども亂心に
紛
(
まぎ
)
れなき故今日引渡し遣す尤も
由緒
(
ゆゐしよ
)
も是有家來ならば
隨分
(
ずゐぶん
)
念
(
ねん
)
を入て
療治
(
れうぢ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引連
(
ひきつれ
)
出
(
いで
)
はしたれど
騷
(
さわが
)
しき所は素より好まねば
王子
(
わうじ
)
邊
(
あたり
)
へ立越て
楓
(
かへで
)
の
若葉
(
わかば
)
若緑
(
わかみどり
)
を
眺
(
ながめ
)
んにも又上野より
日暮
(
ひぐらし
)
里などへ掛る時は
渠
(
かれ
)
醉人の多くして
風雅
(
ふうが
)
を妨げ
面白
(
おもしろ
)
からねば音羽通を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さわが(騷)の例文をもっと
(1作品)
見る
喋々
(逆引き)
その長崎屋、座中の男女が、かまびすしく、
喋々
(
さわが
)
しく歓迎の叫びを揚げるのにも、広海屋の笑顔にも、
殆
(
ほと
)
んど無関心に——と、言うよりも、
寧
(
むし
)
ろ
煩
(
うる
)
さげに、座にはいったが
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
さわが(喋々)の例文をもっと
(1作品)
見る
躁
(逆引き)
先づ
喜
(
うれ
)
しきここちしてあゆむに、家は
故
(
もと
)
にかはらであり、人も住むと見えて、
古戸
(
ふるど
)
の
間
(
すき
)
より灯火の影もれて
輝
(
きら
)
々とするに、
八二
他
(
こと
)
人や住む、もし
八三
其の人や
在
(
いま
)
すかと心
躁
(
さわが
)
しく
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
さわが(躁)の例文をもっと
(1作品)
見る
騷然
(逆引き)
こゝの女中が持つて來た宿帳の中には吾儕が知つて居る
畫家
(
ゑかき
)
の名もあつたので、雜談は復たそれから始まつた。晝の間寂しかつた溪流の音は
騷然
(
さわが
)
しく變つて來た。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
さわが(騷然)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
さわ
さは
さや
そう
さわぎ
ざわ
ちょうちょう
さうぜん
てふ/\
べらべら