“さうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蒼然37.5%
噪然12.5%
窻前12.5%
蒼前12.5%
鏘然12.5%
騷然12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓮華寺の山門に近(ちかづ)いた頃は、灰色の雲が低く垂下つて来て、復(ま)た雪になるらしい空模様であつた。蒼然(さうぜん)とした暮色は、たゞさへ暗い丑松の心に、一層の寂しさ味気なさを添へる。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
いま噪然(さうぜん)と囂然(がうぜん)と
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
団扇(うちは)を握つて窻前(さうぜん)に出れば、既に声を収めて他方に飛べり。
客居偶録 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
お蒼前(さうぜん)樣の祭禮(まつり)に馬から落ちて、右の脚を折り左の眼を潰した豐吉は、村役場の小使になつてゐて、私が訪ねて行つた時は、第一期地租附加税の未納督促状を
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
水(みづ)汲上(くみあ)ぐる釣瓶(つるべ)の音(おと)、機(はた)を織(お)る音(おと)、鐘(かね)の聲(こゑ)、神樂(かぐら)の響(ひゞき)、騷然(さうぜん)、雜然(ざつぜん)、業(げふ)に聲(こゑ)ありて默(もく)するは無(な)く、職(しよく)に音(おと)ありて聞(きこ)えざるは無(な)きに到(いた)れり。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)