短歌集日まはり わが跫音 路をうつわが杖の音 われは聴く わが生の音づれ 日まはりや床屋しづけき菜園に 草生ふる電車線路を あしびきの やま鳥はつと 走り越えにき うら山に 銃の音せり 時をへずまたも音せり 鶫落ちけむ 日のあたる 石垣の裾 …
著者 | 三好達治 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | やま鳥「苑 三號」1934(昭和9)年7月
白骨温泉にて 「うら山に」から「戞然と」まで「作品 四卷一號」1933(昭和8)年1月
行潦 「秋の日の」から「 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約20分(300文字/分) |