“蹼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずかき83.3%
みづかき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空缶は探照灯の光を浴びて、しばらくゆらゆらゆれていたが、そのうちにふいと、波の下から青黒い手が、あのみずかきのある手が現われた。
水中の怪人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
先方の出す手が棘々満面とげとげだらけの手だろうが粘滑油膩ぬらぬらあぶらの手だろうがうろこの生えた手だろうがみずかきの有る手だろうが、何様どんな手だろうが構わぬ
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ああみづかきの赤い脚さへおろし得ぬ土地に今空より優しい聲をおとし
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
そのみづかき
短歌集 日まはり (旧字旧仮名) / 三好達治(著)