“あをざめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蒼然33.3%
蒼醒33.3%
青然33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おと顏色がんしよく蒼然あをざめて居ける處へ又七は立出たちいで何故なにゆゑ其樣にふさぎ居るや心地こゝちにてもあしきかとひけるに長助はりのまゝわけを話し涙をながしけるを又七は憫然ふびんに思ひ我等われら其金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
始め與力同心列をたゞして嚴重に居並ゐならびければ吉五郎は彌々いよ/\いろ蒼然あをざめあはまでふるへながら家主のあと蹲踞ゐすくまるにぞ越前守殿是を見られ是へ/\と申さるゝに吉五郎は今にもくび
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
懸けければ此方は彌々いよ/\愕然びつくりし急に顏色がんしよく蒼醒あをざめ後の方を振返るにそれ召捕めしとれと云間も有ず數十人の捕手ふすまかげより走り出なんなく高手たかて小手になは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞き面色かほいろ青然あをざめ偖々夫れはこまり入しことなりとかうべ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)