さわが)” の例文
明るい朝が来て、澄んだ初秋の空からは、まぶしい太陽の下に、小鳥の声が軒庭にさわがしかった。
支那の殖民地に行く時、港々のは恐しいまで廣くして暗く、遠い陸地の方からは、さう云ふ船着きの町にのみきかれる悲しいさわがしい絃歌の聲が、とぎれ/\に流れて來るばかり。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)