“嫉妬喧嘩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やきもちけんか50.0%
やきもちげんか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村上帝の御宇（ぎょう）に、中将兼家という朝臣（あそん）があった。北（きた）の方（かた）（妻）を三人もっていたので、三（み）つ女錐（めぎり）の中将と、あだ名されていた。あるおり、この三人妻が、偶然、一つ所で出会い、嫉妬喧嘩（やきもちけんか）が始まった。
新・平家物語：02 ちげぐさの巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
六尺ばかり隔てをおいて、寝台のうえに臥（ね）ていながら、叔母と叔父とは嫉妬喧嘩（やきもちげんか）をした。
足迹 (新字新仮名) ／ 徳田秋声(著)