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喧擾
ふりがな文庫
“喧擾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんじょう
66.7%
ひしめき
16.7%
やかま
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんじょう
(逆引き)
しかれどもこれらの事件は他の事件と聯絡して一時歌界の問題となり、
甲論乙駁
(
こうろんおつばく
)
喧擾
(
けんじょう
)
を極めたるは世人をしてやや歌界に注目せしめたる者あり。新年以後病苦益〻加はり殊に筆を取るに悩む。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
喧擾(けんじょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひしめき
(逆引き)
何事や起こりたると、見物は白糸の
踵
(
あと
)
より、どろどろと乱れ出ずる
喧擾
(
ひしめき
)
に、くだんの男は振り返りぬ。白糸ははじめてその
面
(
おもて
)
を見るを得たり。渠は色白く
瀟洒
(
いなせ
)
なりき。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
喧擾(ひしめき)の例文をもっと
(1作品)
見る
やかま
(逆引き)
エヽ
喧擾
(
やかま
)
しいわ、
老耄
(
おいぼれ
)
、何にして食おうがおれの勝手、殊更内金二十両まで取って使って
仕舞
(
しま
)
った、
変改
(
へんがい
)
はとても出来ぬ大きに御世話、御茶でもあがれとあくまで
罵
(
ののし
)
り
小兎
(
こうさぎ
)
攫
(
つか
)
む
鷲
(
わし
)
の
眼
(
まな
)
ざし恐ろしく
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
喧擾(やかま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“喧擾”の意味
《名詞》
喧しくうるさいこと。騒擾。
(出典:Wiktionary)
喧
漢検準1級
部首:⼝
12画
擾
漢検準1級
部首:⼿
18画
“喧”で始まる語句
喧嘩
喧
喧騒
喧伝
喧噪
喧々囂々
喧囂
喧嘩腰
喧々
喧嘩師
“喧擾”のふりがなが多い著者
幸田露伴
正岡子規
室生犀星
泉鏡花
森鴎外