“けいしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケイシウ
語句割合
桂舟25.0%
荊州25.0%
関秀25.0%
閨秀25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして挿絵さしゑ桂舟けいしう担当たんとうするなど、前々ぜん/\の紙上から見るとすこぶ異色いしよくを帯びてました、ゆえこれだいる、我楽多文庫がらくたぶんこ生命せいめいだいまたしばら絶滅ぜつめつしたのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
二十二年の七月廿にぢう三号の表紙をへて(桂舟けいしうひつ花鳥風月くわてうふうげつ大刷新だいさつしんわけつた、しきり西鶴さいかく鼓吹こすゐしたのはの時代で、柳浪りうらう乙羽おとは眉山びさん水蔭すゐいんなどがさかんに書き、寒月かんげつ露伴ろはん二氏にし寄稿きかうした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
もつともいとけなしといへども、のちおのづから設得まうけえんと。はたせるかなひととなりて荊州けいしう刺史ししとなるや、ひそか海船かいせんあやつり、うみ商賈しやうこ財寶ざいはう追剥おひはぎして、とみいたすことさんなし。のち衞尉ゑいゐはいす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かし、篠田君、山木の梅子と言ふのはナカ/\の関秀けいしうださうだネ」と談話の新緒しんちよを開きしは家庭新誌の主幹阪井俊雄なり「文章などナカ/\立派なものだ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
たとひこれが閨秀けいしうたるの説明をなしたるのちも、吾人一片のじやうを動かすを得ざるなり。婦人といへどもまた然らむ。卿等けいらは描きたる醜悪の姉妹に対して、よく同情を表し得るか。恐らくは得ざるべし。
醜婦を呵す (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)