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『皮膚と心』
ふりがな文庫
『
皮膚と心
(
ひふとこころ
)
』
ぷつッと、ひとつ小豆粒に似た吹出物が、左の乳房の下に見つかり、よく見ると、その吹出物のまわりにも、ぱらぱら小さい赤い吹出物が霧を噴きかけられたように一面に散点していて、けれども、そのときは、痒くもなんともありませんでした。憎い気がして、お風 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」1939(昭和14)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
侘
(
わ
)
甲斐
(
がい
)
腋下
(
わきした
)
糠
(
ぬか
)
虱
(
しらみ
)
蔓
(
つる
)
苺
(
いちご
)
自嘲
(
じちょう
)
腫物
(
はれもの
)
胡麻
(
ごま
)
羞皺
(
はじしわ
)
絡
(
から
)
蚤
(
のみ
)
築地
(
つきじ
)
箸
(
はし
)
箪笥
(
たんす
)
石鹸
(
せっけん
)
石榴
(
ざくろ
)
瞑想
(
めいそう
)
白州
(
しらす
)
謂
(
い
)
首肯
(
うなず
)
頸
(
くび
)
霰
(
あられ
)
酸
(
す
)
軽蔑
(
けいべつ
)
身悶
(
みもだ
)
贋物
(
にせもの
)
贅沢
(
ぜいたく
)
痒
(
かゆ
)
蠢動
(
しゅんどう
)
蠅
(
はえ
)
蟻
(
あり
)
蟹
(
かに
)
蝦
(
えび
)
蜂
(
はち
)
蛸
(
たこ
)
蛇動
(
だどう
)
呟
(
つぶや
)
巷
(
ちまた
)
屑
(
くず
)
尚
(
なお
)
嫉妬
(
しっと
)
埠頭
(
ふとう
)
囁
(
ささや
)
噤
(
つぐ
)
噛
(
か
)
幽
(
かす
)
呑気
(
のんき
)
呉
(
く
)
吊革
(
つりかわ
)
可笑
(
おか
)
叡智
(
えいち
)
刺繍
(
ししゅう
)
些細
(
ささい
)
世帯
(
しょたい
)
歪曲
(
わいきょく
)
不埒
(
ふらち
)
疥癬
(
かいせん
)
牡蠣
(
かき
)
爽
(
さわ
)
潰
(
つぶ
)
溺愛
(
できあい
)
溜息
(
ためいき
)
湧
(
わ
)
痩
(
や
)
棍棒
(
こんぼう
)
栗鼠
(
りす
)
撒
(
ま
)
憫笑
(
びんしょう
)
憐憫
(
れんびん
)
態
(
てい
)
微笑
(
ほほえ
)