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疥癬
ふりがな文庫
“疥癬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいせん
65.0%
ひぜん
20.0%
しつ
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいせん
(逆引き)
たとえ漢中の張魯が、わが国に
仇
(
あだ
)
をなすとも、それは
疥癬
(
かいせん
)
(皮膚病)の
疾
(
やまい
)
にすぎぬ。けれど玄徳を引き入れるのは、これ心腹の大患です。不治の病を
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
疥癬(かいせん)の例文をもっと
(13作品)
見る
ひぜん
(逆引き)
彼は絶えず誰かに嘲笑されるだろうという恐怖を
疥癬
(
ひぜん
)
のように皮膚に繁殖させていた。必要以上に肩身の狭い思いを、きょろきょろ身辺を見廻す眼の先にぶら下げていたのである。
青春の逆説
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
疥癬(ひぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
しつ
(逆引き)
彼は、下田から一里ばかりの
蓮台寺
(
れんだいじ
)
村にある湯が、
瘡毒
(
そうどく
)
や
疥癬
(
しつ
)
にいいということをきいたので、すぐその日、蓮台寺村に移って入湯した。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
疥癬(しつ)の例文をもっと
(3作品)
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“疥癬”の解説
疥癬(かいせん、en: scabies)は、無気門亜目ヒゼンダニ科のダニ、ヒゼンダニ(学名:Sarcoptes scabiei var. hominis)の寄生による皮膚感染症。湿瘡(しっそう)、皮癬(ひぜん)ともいう。知られている皮膚疾患の中で、掻痒は最高度である。
通常疥癬と角化型疥癬に大別される。
(出典:Wikipedia)
疥
漢検1級
部首:⽧
9画
癬
漢検1級
部首:⽧
22画
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疥癬病
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