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鳥類
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てうるゐ
ふりがな文庫
“
鳥類
(
てうるゐ
)” の例文
また
人工
(
じんこう
)
の
巧
(
たくみ
)
なるも、
造化
(
ざうくわ
)
の
美
(
び
)
には
如
(
し
)
くべからず、
自然
(
しぜん
)
の
佳味
(
かみ
)
は
人
(
ひと
)
造
(
つく
)
らじ、されば、
鳥籠
(
とりかご
)
に
美
(
び
)
を
盡
(
つく
)
し、
心
(
こゝろ
)
を
盡
(
つく
)
して
餌
(
ゑ
)
を
飼
(
か
)
ふとも、いかで
鳥類
(
てうるゐ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
叶
(
かな
)
ふべき。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
思ふ事
貴賤
(
きせん
)
上下の
差別
(
さべつ
)
はなきものにて
俚諺
(
ことわざ
)
にも
燒野
(
やけの
)
の
雉子
(
きゞす
)
夜
(
よる
)
の
鶴
(
つる
)
といひて
鳥類
(
てうるゐ
)
さへ親子の
恩愛
(
おんあい
)
には
變
(
かはり
)
なし
忝
(
かたじけ
)
なくも將軍家には天一坊は
實
(
じつ
)
の御
愛息
(
あいそく
)
と
思召
(
おぼしめさ
)
ばこそ
斯
(
かく
)
御心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鳥類
(
てうるゐ
)
にて耳目に触れしは「かけす」、四十雀、
梟
(
ふくろ
)
ありしのみ。
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
かつ黒き
鳥類
(
てうるゐ
)
の足あとに、
故郷
(
ふるさと
)
のにほひに
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
況
(
ま
)
して
鳥類
(
てうるゐ
)
は
廣大無邊
(
くわうだいむへん
)
の
天地
(
てんち
)
を
家
(
いへ
)
とし、
山
(
やま
)
を
翔
(
か
)
けり、
海
(
うみ
)
を
横
(
よこ
)
ぎり、
自在
(
じざい
)
に
虚空
(
こくう
)
を
往來
(
わうらい
)
して、
心
(
こゝろ
)
のまゝに
食
(
しよく
)
を
啄
(
は
)
み、
赴
(
おもむ
)
く
處
(
ところ
)
の
塒
(
ねぐら
)
に
宿
(
やど
)
る。さるを
捕
(
とら
)
へて
籠
(
かご
)
に
封
(
ふう
)
じて
出
(
い
)
ださずば、
其
(
その
)
窮屈
(
きうくつ
)
はいかならむ。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“鳥類”の解説
鳥類(ちょうるい、Aves)あるいは鳥(とり)は、竜弓類に属する脊椎動物の一群である。
(出典:Wikipedia)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“鳥”で始まる語句
鳥
鳥渡
鳥目
鳥屋
鳥居
鳥羽
鳥打帽
鳥籠
鳥越
鳥獣