“愛息”の読み方と例文
読み方割合
あいそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、しきめぐりあいをとげた愛息あいそく隆夫のうつろな霊魂をみちびきながら、ようやくこれまで登ってきたのである。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
思ふ事貴賤きせん上下の差別さべつはなきものにて俚諺ことわざにも燒野やけの雉子きゞすよるつるといひて鳥類てうるゐさへ親子の恩愛おんあいにはかはりなしかたじけなくも將軍家には天一坊はじつの御愛息あいそく思召おぼしめさばこそかく御心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)