五月もはや末であるのに、どの家も冬のままの大戸をおろし、雁木の下の通りを左右に覗いて見ても、一人も通る者がない。
“雁木”の意味
《名詞》
雁の群れが飛ぶようにぎざぎざの形や模様をしたもの。
桟橋につくられた階段。
積雪の多い地域の建物で軒から道路(歩道)に張り出し、降雪中でも通れるようにしたもの。
木の伐採などを行う大きなのこぎり。
(context、shogi)雁木囲い。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)