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がんぎ
ふりがな文庫
“がんぎ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ガンギ
語句
割合
雁木
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雁木
(逆引き)
五月もはや末であるのに、どの家も冬のままの大戸をおろし、
雁木
(
がんぎ
)
の下の通りを左右に覗いて見ても、一人も通る者がない。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
軒の低い、柱の曲った
雁木
(
がんぎ
)
がうねうねとつづいて、大抵の家は
燈火
(
あかり
)
をつけていたが、まだ燈火を
点
(
つ
)
けずにいる家もあった。
黄色い晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
渡船小屋
(
わたしごや
)
の
雁木
(
がんぎ
)
がずつと川に延びて行つてゐた。そこには船が一隻
繋
(
つな
)
いであつた。人が五人も六人も乗つて、船頭の下りて来るのを待つてゐる。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
がんぎ(雁木)の例文をもっと
(18作品)
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