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『雪魔』
ふりがな文庫
『
雪魔
(
せつま
)
』
東京の学校が休みになったので、彦太少年は三月ぶりに木谷村へ帰って来た。村はすっかり雪の中にうずまっていた。この冬は雪がたいへん多くて、もう四回も雪下ろしをしたそうである。駅をおりると、靴をかんじきにはきかえて村まで歩いたが、電柱が雪の中から …
著者
丘丘十郎
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「東北少国民」河北新報社、1946(昭和21)年3月~9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滴
(
しずく
)
下
(
お
)
魔神
(
まじん
)
呻
(
うな
)
凹
(
へこ
)
何奴
(
なにやつ
)
簑
(
みの
)
丈余
(
じょうよ
)
籠
(
こも
)
胴中
(
どうなか
)
薪
(
まき
)
蛙
(
かえる
)
蝙蝠
(
こうもり
)
被
(
かぶ
)
遺骸
(
いがい
)
鉱脈
(
こうみゃく
)
関門
(
かんもん
)
雁木
(
がんぎ
)
雪崩
(
なだれ
)
響
(
ひびき
)
匐
(
は
)
立板
(
たていた
)
硫酸
(
りゅうさん
)
生命
(
いのち
)
瓦斯
(
ガス
)
焚火
(
たきび
)
焔
(
ほのお
)
火炉
(
かろ
)
書置
(
かきおき
)
慄
(
ふる
)
悪戯
(
いたずら
)
恨
(
うら
)
巻尺
(
まきじゃく
)
尻餅
(
しりもち
)
尊
(
とうと
)
外
(
ほか
)