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門弟
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もんてい
ふりがな文庫
“
門弟
(
もんてい
)” の例文
いきなり一火の
溜
(
たま
)
り
場
(
ば
)
へドカドカと入ろうとすると、なかから
姿
(
すがた
)
をあらわした鐘巻一火じしんと、
屈強
(
くっきょう
)
な
門弟
(
もんてい
)
が、
帳
(
とばり
)
の入口にたちはだかって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春信
(
はるのぶ
)
は、
鯉
(
こい
)
の
背
(
せ
)
から
眼
(
め
)
を
放
(
はな
)
すと、
急
(
きゅう
)
に
思
(
おも
)
いだしたように、
縁先
(
えんさき
)
の
万年青
(
おもと
)
の
葉
(
は
)
を
掃除
(
そうじ
)
している、
少年
(
しょうねん
)
の
門弟
(
もんてい
)
藤吉
(
とうきち
)
を
呼
(
よ
)
んだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
乞ひければ
奧
(
おく
)
より
竹具足
(
たけぐそく
)
を
着
(
つけ
)
今
(
いま
)
面
(
めん
)
小手
(
こて
)
を取たるばかりにてせい/\と
息
(
いき
)
を
切
(
きり
)
ながら一人の
門弟
(
もんてい
)
取次
(
とりつぎ
)
に出を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
門弟
(
もんてい
)
はクスクス笑い出して
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いずれへお渡しいたすのが
正義
(
せいぎ
)
なりや、
一火
(
いっか
)
もホトホトとうわくつかまつるしだい、ついては、ざんじ
休息
(
きゅうそく
)
のうえ、
門弟
(
もんてい
)
たちとも
評議
(
ひょうぎ
)
をかさねてあらためてご
返答
(
へんとう
)
をいたす考え
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
なし是より三人
連
(
づれ
)
にて丸龜城下なる後藤半四郎の方へと
到
(
いた
)
りけり又後藤方にては此日は
丁度
(
ちやうど
)
稽古日
(
けいこび
)
にて
多
(
おほく
)
の
門弟
(
もんてい
)
聚
(
あつま
)
り
竹刀
(
しなひ
)
の
音
(
おと
)
懸聲
(
かけごゑ
)
等
喧
(
かま
)
びしく今
稽古
(
けいこ
)
眞最中
(
まつさいちう
)
なる所へ三人は
玄關
(
げんくわん
)
に
懸
(
かゝ
)
り
案内
(
あんない
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一門の
門弟
(
もんてい
)
四、五十人をひき
具
(
ぐ
)
して、おなじく、
御岳山上
(
みたけさんじょう
)
の一
端
(
たん
)
に、
短銃
(
たんじゅう
)
打
(
ぶ
)
ッちがえの
定紋
(
じょうもん
)
をつけた
幕
(
まく
)
をはりめぐらし、そのうちにひかえて、すでに
火術試合
(
かじゅつじあい
)
の申し
出
(
い
)
でをしている
一組
(
ひとくみ
)
だったが
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明れば享保九年正月三日
竹本政太夫
(
たけもとまさだいふ
)
の方にては例年の通り
淨瑠璃
(
じやうるり
)
の
語
(
かた
)
り
初
(
そめ
)
なりとて
門弟
(
もんてい
)
中打集まり一
入
(
しほ
)
賑々
(
にぎ/\
)
しく
人
(
ひと
)
出入
(
でいり
)
も多かりける其頃西の丸の老中
安藤對馬守殿
(
あんどうつしまのかみどの
)
の家來に
味岡
(
あぢをか
)
勇右衞門と云ふ
仁
(
ひと
)
ありしが政太夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“門弟”の意味
《名詞》
門弟(もんてい)
弟子。門人。門下。
(出典:Wiktionary)
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
弟
常用漢字
小2
部首:⼸
7画
“門弟”で始まる語句
門弟子
門弟中
門弟共
門弟等