“門弟子”の読み方と例文
読み方割合
もんていし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソクラテスは、その間、心静に、師を思う情の切なるこの門弟子もんていしの熱心なる勧誘の言葉に耳を傾けておったが、やがておもむろに口を開いて答えていうには
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
栗園先生は頼んでも私を害する人ではないが、血気の門弟子もんていし沢山たくさん居るから、立寄ればとても助からぬとおもって、不本意ながらその門前を素通りしました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
谷々の寺にこだまする、題目の太鼓、幾寺か。皆この老和尚の門弟子もんていしだそうである。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)