“愛弟子”の読み方と例文
読み方割合
まなでし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両親並びにペテロ、ヤコブ、ヨハネの三人の愛弟子まなでしだけを連れて病室に進み入り、少女の手を取って「タリタ、クミ」と言い給うた。
居士は愛弟子まなでし竹童をかかえて、いったいどこへつれていく気か? やがて森林をぬけて、紫野むらさきののはて、舟岡山ふなおかやまの道を一さんにのぼりだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところがまた私は、やはり先生の愛弟子まなでしである杉村広蔵君の隣に住み、親しく交るようになったというのも、左右田先生につながる因縁であろうか。
読書遍歴 (新字新仮名) / 三木清(著)