“愛弟”の読み方と例文
読み方割合
あいてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いま都下に絶対の信用をはくしている名探偵青竜王の正体は、白面はくめんの青年西一郎だったのだ。そして吸血鬼にほふられた四郎少年こそは、彼と血を分けた愛弟あいていだったのだ!
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これでみると、一郎はやはり愛弟あいてい四郎を殺害さつがいした犯人を探しだそうとしているものらしい。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私は最近になって君が、昔私の捨てた恋人のたった一人の愛弟あいていであるという事を知ることが出来たのだ。それを今まで知らなかった私は万事にどの位驚き続けたことであろうか。
三角形の恐怖 (新字新仮名) / 海野十三(著)