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討取
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うちと
ふりがな文庫
“
討取
(
うちと
)” の例文
有
(
あ
)
るには
有
(
あ
)
るが
預
(
あづ
)
けてある。
勢
(
いきほ
)
ひ
兵
(
へい
)
を
分
(
わか
)
たねば
成
(
な
)
らない。
暮
(
くれ
)
から
人質
(
ひとじち
)
に
入
(
はひ
)
つてゐる
外套
(
ぐわいたう
)
と
羽織
(
はおり
)
を
救
(
すく
)
ひだすのに、
手
(
て
)
もなく
八九枚
(
はつくまい
)
討取
(
うちと
)
られた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見當り
次第
(
しだい
)
討取
(
うちと
)
つて夫に
手向
(
たむけ
)
んと思ひ
悴
(
せがれ
)
太七を
呼
(
よび
)
勘兵衞殿は其方の
爲
(
ため
)
に
實
(
じつ
)
の親には有ねども六ヶ年の
間
(
あひだ
)
世話
(
せわ
)
になりたれば親に違ひなし彌七を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それに
倒
(
たふ
)
れをりまする
男
(
をとこ
)
が
御親戚
(
ごしんせき
)
のマーキューシオーどのを
殺害
(
せつがい
)
しましたるをロミオと
申
(
まう
)
す
若人
(
わかうど
)
が
討取
(
うちと
)
ってござります。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
そして、君はそれを知らないでは、蛇の髪をしたメヅサの首を首尾よく
討取
(
うちと
)
ることは決して出来ない。その眼をしっかりと
掴
(
つか
)
んでいるんだよ。そうすれば万事うまく行くんだから。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
片手
(
かたて
)
づまみの
大皿
(
おほざら
)
の
鮨
(
すし
)
は、
鐵砲
(
てつぱう
)
が
銃口
(
すぐち
)
を
揃
(
そろ
)
へ、めざす
敵
(
てき
)
の、
山葵
(
わさび
)
のきいた
鮪
(
あか
)
いのはとくの
昔
(
むかし
)
討取
(
うちと
)
られて、
遠慮
(
ゑんりよ
)
をした
海鰻
(
あなご
)
の
甘
(
あま
)
いのが
飴
(
あめ
)
のやうに
少々
(
せう/\
)
とろけて、
蛤
(
はまぐり
)
がはがれて
居
(
ゐ
)
る。
祭のこと
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
掛
勞
(
いたは
)
り
呉
(
くれ
)
候間惡人とは
少
(
すこし
)
も心得ず又彌七儀は私しには少し
身寄
(
みより
)
の者故勘兵衞儀奉公の
受人
(
うけにん
)
と相成候處
渠
(
かれ
)
が
取迯
(
とりにげ
)
より
事
(
こと
)
發
(
おこ
)
りて終に御仕置に相成候得ば
御公儀樣
(
ごこうぎさま
)
には
御道理
(
ごもつとも
)
の御仕置にも有べきが私しどもの身には彌七は
本夫
(
をつと
)
の
敵
(
かたき
)
故
(
ゆゑ
)
討取
(
うちと
)
り候に違ひなく如何樣の御仕置に
仰付
(
おほせつけ
)
られ候とも
御恨
(
おうらみ
)
とは存じ奉つらずと思ひ
込
(
こ
)
んで申を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
討
常用漢字
小6
部首:⾔
10画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“討”で始まる語句
討
討死
討手
討入
討果
討伐
討合
討殺
討平
討論