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派
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ぱ
ふりがな文庫
“
派
(
ぱ
)” の例文
折
(
をり
)
から、
従弟
(
いとこ
)
は
当流
(
たうりう
)
の一
派
(
ぱ
)
とゝもに、九
州地
(
しうぢ
)
を
巡業中
(
じゆんげふちう
)
で
留守
(
るす
)
だつた。
細君
(
さいくん
)
が、
園
(
その
)
と
双方
(
さうはう
)
を
兼
(
か
)
ねて
見舞
(
みま
)
つた。
其
(
そ
)
の三
度
(
ど
)
めの
時
(
とき
)
の
事
(
こと
)
なので。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人生はつねに
寸善尺魔
(
すんぜんしゃくま
)
である。富士男とゴルドンが、ドノバン一
派
(
ぱ
)
に対する
善後策
(
ぜんごさく
)
を考えだすひまもなく、不幸な
分裂
(
ぶんれつ
)
が思いがけなく、その晩におこった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
右
(
みぎ
)
は
軸
(
ぢく
)
になつて
居
(
を
)
りますが、三
遊亭
(
いうてい
)
一
派
(
ぱ
)
の
共有物
(
きよういうぶつ
)
として、
円朝
(
わたくし
)
は
門弟共
(
もんていども
)
の
方
(
はう
)
へ
預
(
あづ
)
けて
置
(
おき
)
ましたけれども、
是
(
これ
)
は
河竹黙阿弥翁
(
かはたけもくあみをう
)
が
所有
(
しよいう
)
されて
居
(
ゐ
)
たのを、
円朝
(
わたくし
)
が
貰
(
もら
)
ひ
受
(
う
)
けました。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なし或は
野
(
の
)
に
伏
(
ふ
)
し山に
伏
(
ふ
)
し修行をする故に
山伏
(
やまぶし
)
とは申なり
扨
(
さて
)
亦
(
また
)
山伏の
宗派
(
しうは
)
といツパ則ち三
派
(
ぱ
)
は
分
(
わか
)
れたり三派と云は
天台宗
(
てんだいしう
)
にて
聖護院宮
(
しやうごゐんみや
)
を以て本寺となし
當
(
たう
)
三
派
(
は
)
は
眞言宗
(
しんごんしう
)
にて
醍醐
(
だいご
)
三
寶院
(
はうゐん
)
の宮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
武道
(
ぶどう
)
の
表芸
(
おもてげい
)
、
弓術
(
きゅうじゅつ
)
、
剣法
(
けんぽう
)
はもちろんのこと、
火術
(
かじゅつ
)
、
棒術
(
ぼうじゅつ
)
、
十手術
(
じってじゅつ
)
、
鎖
(
くさり
)
、
鉄球
(
てっきゅう
)
、
手裏剣
(
しゅりけん
)
の
飛道具
(
とびどうぐ
)
もよし、あるいは
築城
(
ちくじょう
)
の
縄取
(
なわど
)
りくらべ、
伊賀
(
いが
)
甲賀
(
こうが
)
の
忍法
(
しのびほう
)
も試合にいれ、かの
幻術
(
げんじゅつ
)
と
称
(
しょう
)
する一
派
(
ぱ
)
の
技
(
わざ
)
でも
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ね、ゴルドン君、きみも知ってるように、ドノバン一
派
(
ぱ
)
は、ぼくが命令するといつもいやな顔をする。思うにかれらの不満は、ぼくの一身にこころよからざるところから発するのだ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“派”の意味
《名詞》
(ハ)主義や流儀などに基づく集団。党派。流派。派閥。
《動詞》
(ハ)派遣する。
(出典:Wiktionary)
派
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
“派”を含む語句
立派
流派
浪漫派
未来派
派手
派遣
四条派
派手好
琳派
犬儒派
高踏派
御立派
曹洞派
派手者
象徴派
超然派
抽象派
三派
西本願寺派
鍛冶屋派
...