“高踏派”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうとうは66.7%
パルナシアン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「秋の胡弓こきゅうの長きむせび泣き」というの有名な La chansonシャンソン d'automneドオトオヌ(秋の歌)の一篇の如きはヴェルレエヌが高踏派こうとうはの詩人として最も幸福なる時代の作で
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それは、あなたが一口に高踏派こうとうはと言われているのと同じくらいの便宜上の分類に過ぎませぬが、私の小説の題材は、いつも私の身辺の茶飯事から採られているので、そんな名前をもらっているのです。
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)
あたかもフランス詩壇における高踏派パルナシアン(象徴詩派前派)の如し。
蒲原有明に帰れ (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)