“流派”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうは40.0%
エコール40.0%
イズム20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古来からこの難事業に全然のいさおしを収め得たる画工があるかないか知らぬ。ある点までこの流派りゅうはに指を染め得たるものをぐれば、文与可ぶんよかの竹である。雲谷うんこく門下の山水である。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかしながら、現代フランスの才能ある画家たちの独自性は、何と独自性のための独自性だろう。フランスの現代美術にはもう流派エコールというものはなくなった、と云われている。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「なァに、驚く事はないさ。新しい流派イズムの画と云うやつは、とかくこう云ったものなんだよ」法水はやり返して腰を伸ばしたが
後光殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)