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斯道
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しだう
ふりがな文庫
“
斯道
(
しだう
)” の例文
薩摩
(
さつま
)
蝋蠋
(
らふそく
)
てら/\と
光
(
ひか
)
る
色摺
(
いろずり
)
表紙
(
べうし
)
に
誤魔化
(
ごまくわ
)
して
手拭紙
(
てふきがみ
)
にもならぬ
厄介者
(
やくかいもの
)
を
売附
(
うりつ
)
けるが
斯道
(
しだう
)
の
極意
(
ごくい
)
、
当世
(
たうせい
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
の
心意気
(
こゝろいき
)
ぞかし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
山田
(
やまだ
)
は
出嫌
(
でぎら
)
ひであつたが、
私
(
わたし
)
は
飛行自由
(
ひぎやうじざい
)
の
方
(
はう
)
であるから、
四方
(
しはう
)
に
交
(
まじはり
)
を
結
(
むす
)
びました、
処
(
ところ
)
が
予備門
(
よびもん
)
内
(
ない
)
を
普
(
あまね
)
く
尋
(
たづ
)
ねて見ると、なか/\
斯道
(
しだう
)
の
好者
(
すきしや
)
が
潜伏
(
せんぷく
)
して
居
(
ゐ
)
るので
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
水谷氏
(
みづたにし
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
兒島家
(
こじまけ
)
の
好意
(
かうい
)
を
喜
(
よろこ
)
び、
一人
(
いちにん
)
の
以
(
もつ
)
て
此聖跡
(
このせいせき
)
を
荒
(
あ
)
らすべきで
無
(
な
)
いとして、
斯道
(
しだう
)
のオーソリチーたる
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
、それから
華族人類學會
(
くわぞくじんるゐがくくわい
)
の
牛耳
(
ぎうじ
)
を
執
(
と
)
らるゝ
二絛公爵
(
にでうこうしやく
)
に
通知
(
つうち
)
し
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
恁
(
か
)
くて
互
(
たがひ
)
に
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
に
考案
(
かうあん
)
する
隙
(
ひま
)
ありき。さすがに
斯道
(
しだう
)
の
達人
(
たつじん
)
とて、
積薪
(
せきしん
)
は
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
すま
)
して、
密
(
ひそ
)
かに
其
(
そ
)
の
戰
(
たゝかひ
)
を
聞居
(
きゝゐ
)
たり。
時
(
とき
)
四更
(
しかう
)
に
至
(
いた
)
りて、
姑
(
しうと
)
の
曰
(
いは
)
く、お
前
(
まへ
)
、おまけだね、
勝
(
か
)
つたが
九目
(
くもく
)
だけと。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
斯道
(
しだう
)
に
曙山
(
しよざん
)
君ありけるを、花一ツ採りて懐にせんも
惜
(
をし
)
く、よく色を見、葉を覚え、あくる日、四丁目の編輯局にて、しか/″\の草はと問へば、同氏頷きて、紙に図して是ならん、それよ、
草菖蒲
(
くさあやめ
)
。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“斯道”の意味
《名詞》
(学問や技芸などにおいて)その分野や方面。
仁義の道。人としての道。
(出典:Wiktionary)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“斯”で始まる語句
斯
斯様
斯々
斯樣
斯波
斯界
斯学
斯程
斯般
斯民