“極意”の読み方と例文
読み方割合
ごくい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは東洋全面の風波も計るべからず、不虞ふぐに予備するは廟算びょうさん極意ごくいにして、目下の急は武備を拡張して士気を振起するにあり
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
聞もせぬ内其挨拶が成べなやといへば大膳は益々氣後せし樣子に伊賀亮も見兼みかねて大膳殿左程に案じ給ふならば極意ごくいをしゆべし先平石の口上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ところで数というものも、天地の間に、丁と半とこの二つだけに限ったもので、それを当てるのが即ちバクチの極意ごくいなんでございますねえ
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)