“出嫌”の読み方と例文
読み方割合
でぎら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし彼女はそれを出嫌でぎらいの癖のせいだと見なして、それを笑っていた。訪れてくるとき一、二度、医者が帰ってゆくのに出会った。彼女は叔母に尋ねた。
山田やまだ出嫌でぎらひであつたが、わたし飛行自由ひぎやうじざいはうであるから、四方しはうまじはりむすびました、ところ予備門よびもんないあまねたづねて見ると、なか/\斯道しだう好者すきしや潜伏せんぷくしてるので
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そと出嫌でぎらいかね。そいつは好都合じゃ。
人間豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)