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しんしん
ふりがな文庫
“
心身
(
しんしん
)” の例文
借
(
かり
)
て
着替
(
きかへ
)
濡
(
ぬれ
)
し
着類
(
きるゐ
)
は
竿
(
さを
)
に掛け再び
圍爐裡
(
ゐろり
)
の
端
(
はた
)
へ來りて
煖
(
あた
)
れば二日二夜の
苦
(
くる
)
しみに
心身
(
しんしん
)
共
(
とも
)
に
勞
(
つか
)
れし上今十分に
食事
(
しよくじ
)
を成して火に
煖
(
あたゝ
)
まりし事なれば
自然
(
しぜん
)
と
眠氣
(
ねふけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しかし
心身
(
しんしん
)
の疲労はひどく、火のそばへは寄ったものの、誰も立っていられる者はなかった。そのまま、そのところに彼らは泥のような睡りに落ちていったのだ。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
之
(
これ
)
から二
年
(
ねん
)
九ヶ
月
(
げつ
)
の
間
(
あひだ
)
、
大佐等
(
たいさら
)
はかの
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
き
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
工作
(
こうさく
)
に
着手
(
ちやくしゆ
)
して
居
(
を
)
る
間
(
あひだ
)
、
私
(
わたくし
)
の
心身
(
しんしん
)
を
込
(
こ
)
めて
從事
(
じうじ
)
したら、
何
(
な
)
んの
出來
(
でき
)
ぬ
事
(
こと
)
があらう。やるやる
見事
(
みごと
)
にやつて
見
(
み
)
せる。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
何
(
なに
)
より
肝要
(
だいじ
)
なのは
斎戒沐浴
(
さいかいもくよく
)
……つまり
心身
(
しんしん
)
を
浄
(
きよ
)
める
仕事
(
しごと
)
でございます。もちろん
私
(
わたくし
)
どもには
肉体
(
にくたい
)
はないのでございますから、
人間
(
にんげん
)
のように
実地
(
じっち
)
に
水
(
みず
)
などをかぶりは
致
(
いた
)
しませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ふたたび三たび、浮いては
沈
(
しず
)
み、浮いては沈みするうちに、さすがの竹童もきょくどに
心身
(
しんしん
)
をつからして、蛾次郎に足を引かれたまま、ブクブクと深みへ重くしずんでしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
たとへ
偶然
(
ぐうぜん
)
とはいへ、
此
(
この
)
離
(
はな
)
れ
島
(
じま
)
に
漂着
(
へうちやく
)
して、
斯
(
か
)
く
大佐
(
たいさ
)
の
家
(
いへ
)
に
住
(
す
)
み、
大佐
(
たいさ
)
をはじめ
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
其他
(
そのほか
)
の
水兵等
(
すいへいら
)
に
一方
(
ひとかた
)
ならず
世話
(
せわ
)
になつて
居
(
を
)
る
身
(
み
)
は、
彼等
(
かれら
)
が
毎日
(
まいにち
)
/\
其
(
その
)
職務
(
しよくむ
)
のために
心身
(
しんしん
)
を
碎
(
くだ
)
いて
居
(
を
)
るのを
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“心身”で始まる語句
心身共