宏大くわうだい)” の例文
宏大くわうだいなお藥園を設け、幕府は專門の本草學者に預けて、代々研究を重ねて居りました。
如何いかんとなれば、乘客等じようかくらしかころしてじんさむとせし、この大聖人だいせいじんとく宏大くわうだいなる、てん報酬はうしうとしてかれ水難すゐなんあたふべき理由いはれのあらざるをだんじ、かゝ聖僧せいそうともにあるものは、この結縁けちえんりて
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
宏大くわうだいなる洞窟どうくつなか數部すうぶわかたれ、船渠せんきよ起重機きじゆうき製圖塲等せいづじやうとう整備せいびはいふまでもなく、錬鐵塲れんてつじやうには鎔解爐ようかいろあり、大鐵槌だいてつゝゐあり、鑄物塲ちゆうぶつじやうには造型機ざうけいき碎砂機さいしやきそなへ、旋盤塲せんばんじやうには縱削機じゆうせうき横削機わうせうき平鉋盤へいほうばん
大光明の遍照へんぜうに、宏大くわうだい無邊界中むへんかいちう
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
春秋はるあきはな紅葉もみぢつゐにしてかんざし造物つくりものならねど當座たうざ交際つきあひ姿すがたこそはやさしげなれ智慧ちゑ宏大くわうだいくは此人このひとすがりてばやとこれも稚氣をさなげさりながら姿すがたれぬはひとこゝろわらひものにされなばそれもはづかしなにとせんとおもふほど兄弟きやうだいあるひとうらやましくなりてお兄樣あにいさまはおやさしいとかおまへさまうらやましとくち
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)