始終しゞゆう)” の例文
屹度きツとたまちやんは世界中せかいぢゆうで一ばんねこちがひないわ!おゥ可愛かあいたまちやん!わたし今迄いまゝでのやうに始終しゞゆうまへそばられるかしら!
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
アンドレイ、エヒミチは恁云かうい病院びやうゐん有樣ありさまでは、熱病患者ねつびやうくわんじや肺病患者はいびやうくわんじやにはもつとくないと、始終しゞゆうおもひ/\するのであるが、れをまた奈何どうすること出來できぬのでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
始終しゞゆうくるつたやうにまはつてた二ひき動物どうぶつは、きはめてかなしげにもまたしづかにふたゝすわみ、あいちやんのはうながめました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
ミハイル、アウエリヤヌヰチは此頃このごろでは始終しゞゆうかれ留守るすばかく。ダリユシカは旦那だんな近頃ちかごろ定刻ていこく麥酒ビールまず、中食迄ちゆうじきまでおくれることが度々たび/\なので困却こまつてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あいちやんは扇子せんす手套てぶくろとをげ、大廣間おほひろまはなはあつかつたので、始終しゞゆう扇子せんす使つかひながらはなつゞけました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
ミハイル、アウエリヤヌヰチは、始終しゞゆうワルシヤワへはやかうとばかふてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)