トップ
>
勘違
>
かんちが
ふりがな文庫
“
勘違
(
かんちが
)” の例文
(嬢様
勘違
(
かんちが
)
いさっしゃるな、これはお前様ではないぞ、何でもはじめからそこなお坊様に目をつけたっけよ、畜生
俗縁
(
ぞくえん
)
があるだッぺいわさ。)
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人間
(
にんげん
)
というものは
案外
(
あんがい
)
感
(
かん
)
じの
鈍
(
にぶ
)
いもので、
自分
(
じぶん
)
の
魂
(
たましい
)
が
体
(
からだ
)
から
出
(
で
)
たり、
入
(
はい
)
ったりすることに
気
(
き
)
づかず、
魂
(
たましい
)
のみで
経験
(
けいけん
)
したことを、
宛
(
あた
)
かも
肉体
(
にくたい
)
ぐるみ
実地
(
じっち
)
に
見聞
(
けんぶん
)
したように
勘違
(
かんちが
)
いして
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私
(
わたし
)
が
如何
(
いか
)
にも
放蕩
(
のら
)
をつくして
家
(
うち
)
へとては
寄
(
よ
)
りつかぬやうに
成
(
な
)
つたを、
貰
(
もら
)
ふべき
頃
(
ころ
)
に
貰
(
もら
)
ふ
物
(
もの
)
を
貰
(
もら
)
はぬからだと
親類
(
しんるい
)
の
中
(
うち
)
の
解
(
わか
)
らずやが
勘違
(
かんちが
)
ひして、
彼
(
あ
)
れならばと
母親
(
はゝおや
)
が
眼鏡
(
めがね
)
にかけ、
是非
(
ぜひ
)
もらへ
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
(
嬢様
(
ぢやうさま
)
勘違
(
かんちが
)
ひさつしやるな、これはお
前様
(
まへさま
)
ではないぞ、
何
(
なん
)
でもはじめから
其処
(
そこ
)
な
御坊様
(
おばうさま
)
に
目
(
め
)
をつけたつけよ、
畜生
(
ちくしやう
)
俗縁
(
ぞくえん
)
があるだツぺいわさ。)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あれ
吉
(
きつ
)
ちやんそれはお
前
(
まへ
)
勘違
(
かんちが
)
ひだ、
何
(
なに
)
も
私
(
わたし
)
が
此處
(
こゝ
)
を
離
(
はな
)
れるとてお
前
(
まへ
)
を
見捨
(
みす
)
てる
事
(
こと
)
はしない、
私
(
わたし
)
はほんとに
兄弟
(
きやうだい
)
とばかり
思
(
おも
)
ふのだもの
其樣
(
そん
)
な
愛想
(
あいそ
)
づかしは
酷
(
ひど
)
からう、と
後
(
うしろ
)
から
羽
(
は
)
がひじめに
抱
(
だ
)
き
止
(
と
)
めて
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“勘”で始まる語句
勘定
勘
勘解由
勘当
勘弁
勘考
勘忍
勘定書
勘平
勘太