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ふりがな文庫
“
入
(
へ
)” の例文
「
此
(
こ
)
の
箱
(
はこ
)
ん
中
(
なか
)
にや
何
(
なん
)
だね
入
(
へ
)
えつてんなあ、
人形坊
(
にんぎやうばう
)
だつて
本當
(
ほんたう
)
かね」
前
(
まへ
)
の
方
(
はう
)
に
居
(
ゐ
)
た
若
(
わか
)
い
衆
(
しゆ
)
が
巫女
(
くちよせ
)
の
荷物
(
にもつ
)
へ
手
(
て
)
を
掛
(
かけ
)
ていつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
男「へい、そうですか、そんならお前さんのところの娘に
違
(
ちが
)
えねえのだね、おいお
母
(
っか
)
ア、こっちへ
入
(
へ
)
んねえな」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ふんとに俺は、
棺桶
(
がんばこ
)
さ
入
(
へ
)
えるまで、こうして稼がねえばなんねえんだな……」
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
売るものが
留守
(
るす
)
に
在
(
あ
)
ろうはずは無し、どうしているか知らねえが、それでも帰るに
若干銭
(
なにがし
)
か
握
(
つか
)
んで
家
(
うち
)
へ
入
(
へ
)
えるならまだしもというところを、銭に縁のあるものア
欠片
(
かけら
)
も持たず
空腹
(
すきっぱら
)
アかかえて
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
穿
(
うが
)
ってるぜ、畜生め、まったく御改革の今日びじゃ、五十五貫の
初鰹
(
はつがつお
)
どころか、一口一分の初茄子せえ、江戸ッ子の口にゃ
入
(
へ
)
えらねえ、
何
(
な
)
んのことはねえ、八百八町、吝嗇漢のお揃いとけつからア
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「
入
(
へ
)
ったナ?」
共同耕作
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「
行々子
(
よしきり
)
土用
(
どよう
)
へ
入
(
へ
)
えつた
見
(
み
)
てえに、ぴつたりしつちやつたな」と
呶鳴
(
どな
)
つたものがあつた。
漸
(
やうや
)
く
靜
(
しづ
)
まつた
群集
(
ぐんしふ
)
は
少時
(
しばし
)
どよめいた。
然
(
しか
)
し
直
(
すぐ
)
に
復
(
ま
)
た
靜
(
しづ
)
まつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
俺
(
おれ
)
あ、ほんとに腰骨折れっかと思った。
眼
(
まなぐ
)
さ、汗は
入
(
へ
)
えっし……」
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“入”を含む語句
這入
出入
入来
入用
入交
入替
収入
嫁入
入込
入牢
入費
混入
絶入
恐入
被入
侵入
御入来
入口
煙草入
押入
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