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何万
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なんまん
ふりがな文庫
“
何万
(
なんまん
)” の例文
やしゃ子ねずみまで
何万
(
なんまん
)
何
(
なん
)
千という
仲間
(
なかま
)
が
残
(
のこ
)
らずぞろぞろ、ぞろぞろ、まっ
黒
(
くろ
)
になって、
猫
(
ねこ
)
の
陣取
(
じんど
)
っている
横町
(
よこちょう
)
の
原
(
はら
)
に
向
(
む
)
かって
攻
(
せ
)
めていきました。
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
美
(
うつく
)
しい
美
(
うつく
)
しい
桔梗
(
ききょう
)
いろのがらんとした空の下を、
実
(
じつ
)
に
何万
(
なんまん
)
という小さな鳥どもが、
幾組
(
いくくみ
)
も
幾組
(
いくくみ
)
もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
突然
(
とつぜん
)
取
(
と
)
つて
大地
(
だいぢ
)
へ
叩
(
たゝ
)
きつけると、これほどの
奴等
(
やつら
)
が
何万
(
なんまん
)
となく
巣
(
す
)
をくつて
我
(
わが
)
ものにして
居
(
ゐ
)
やうといふ
処
(
ところ
)
、
予
(
かね
)
て
其
(
そ
)
の
用意
(
ようい
)
はして
居
(
ゐ
)
ると
思
(
おも
)
はれるばかり、
日
(
ひ
)
のあたらぬ
森
(
もり
)
の
中
(
なか
)
の
土
(
つち
)
は
柔
(
やはらか
)
い
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
命
(
みこと
)
の
手
(
て
)
にかかって
滅
(
ほろ
)
ぼされた
賊徒
(
ぞくと
)
の
数
(
かず
)
は
何万
(
なんまん
)
とも
知
(
し
)
れぬ。で、それ
等
(
ら
)
が一
団
(
だん
)
の
怨霊
(
おんりょう
)
となって
隙
(
すき
)
を
窺
(
うかが
)
い、たまたま
心
(
こころ
)
よからぬ
海神
(
かいじん
)
の
援
(
たすけ
)
けを
獲
(
え
)
て、あんな
稀有
(
けう
)
の
暴風雨
(
あらし
)
をまき
起
(
おこ
)
したのじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
何万
(
なんまん
)
という
生
(
い
)
き
物
(
もの
)
が、ぞろぞろ
神
(
かみ
)
さまの
所
(
ところ
)
へ
集
(
あつ
)
まって
来
(
き
)
て、めいめい、おいい
渡
(
わた
)
しを
受
(
う
)
けました。
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
“何万”で始まる語句
何万本