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乘組
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のりくみ
ふりがな文庫
“
乘組
(
のりくみ
)” の例文
新字:
乗組
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」の
甲板
(
かんぱん
)
では、
後部艦橋
(
こうぶかんけう
)
のほとりより
軍艦旗
(
ぐんかんき
)
飜
(
ひるがへ
)
る
船尾
(
せんび
)
に
到
(
いた
)
るまで、
多
(
おほ
)
くの
乘組
(
のりくみ
)
は、
列
(
れつ
)
を
正
(
たゞ
)
して、
我
(
わが
)
端艇
(
たんてい
)
の
歸艦
(
きかん
)
を
迎
(
むか
)
へて
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
此處
(
こゝ
)
を、
發車
(
はつしや
)
の
頃
(
ころ
)
よりして、
乘組
(
のりくみ
)
の
紳士
(
しんし
)
、
貴夫人
(
きふじん
)
、
彼方此方
(
あちらこちら
)
に、フウ/\と
空氣枕
(
くうきまくら
)
を
親嘴
(
キス
)
する
音
(
おと
)
。……
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今度
(
こんど
)
此
(
この
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
航海
(
かうかい
)
には
乘客
(
じやうきやく
)
の
數
(
かず
)
は五百
人
(
にん
)
に
近
(
ちか
)
く
船員
(
せんゐん
)
を
合
(
あは
)
せると七百
人
(
にん
)
以上
(
いじやう
)
の
乘組
(
のりくみ
)
であるが、
其中
(
そのなか
)
で
日本人
(
につぽんじん
)
といふのは
夫人
(
ふじん
)
と
少年
(
せうねん
)
と
私
(
わたくし
)
との三
名
(
めい
)
のみ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
若
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
は
筑前
(
ちくぜん
)
の
出生
(
うまれ
)
、
博多
(
はかた
)
の
孫一
(
まごいち
)
と
云
(
い
)
ふ
水主
(
かこ
)
でね、十九の
年
(
とし
)
、……七
年
(
ねん
)
前
(
まへ
)
、
福岡藩
(
ふくをかはん
)
の
米
(
こめ
)
を
積
(
つ
)
んだ、千六百
石
(
こく
)
の
大船
(
たいせん
)
に、
乘組
(
のりくみ
)
の
人數
(
にんず
)
、
船頭
(
せんどう
)
とも二十
人
(
にん
)
、
寶暦
(
はうれき
)
午
(
うま
)
の
年
(
とし
)
十
月
(
ぐわつ
)
六日
(
むいか
)
に
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」の
甲板
(
かんぱん
)
には、
艦長松島海軍大佐
(
かんちやうまつしまかいぐんたいさ
)
、
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
轟鐵夫君
(
とゞろきてつをくん
)
、
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
、
及
(
およ
)
び
二百餘人
(
にひやくよにん
)
の
乘組
(
のりくみ
)
あり。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乘
部首:⼃
10画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“乘組”で始まる語句
乘組人