“貴夫人”の読み方と例文
読み方割合
きふじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不思議(ふしぎ)にこゝで逢(あ)ひました——面影(おもかげ)は、黒髮(くろかみ)に笄(かうがい)して、雪(ゆき)の裲襠(かいどり)した貴夫人(きふじん)のやうに遙(はるか)に思(おも)つたのとは全然(まるで)違(ちが)ひました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
貴夫人(きふじん)! 何(な)んで夢(ゆめ)だなんぞと仰(お)つしやる。
此處(こゝ)を、發車(はつしや)の頃(ころ)よりして、乘組(のりくみ)の紳士(しんし)、貴夫人(きふじん)、彼方此方(あちらこちら)に、フウ/\と空氣枕(くうきまくら)を親嘴(キス)する音(おと)。……
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)