“乗組”のいろいろな読み方と例文
旧字:乘組
読み方割合
のりくみ50.0%
のりく30.0%
のりくん10.0%
のりこ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スルトそのつな引張ひっぱって呉れ、其方そっちの処を如何どうして呉れと、船頭せんどうが何か騒ぎ立て乗組のりくみの私に頼むから、ヨシ来たとうので纜を引張たり柱を起したり
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
船を造った人たちのことや、船に乗組のりくんだ人たちのこと、それから、その人たちがどうなったかということなどを説明しました。
船に乗組のりくんで居る人は皆若い人で、もうれが日本の訣別おわかれであるから浦賀に上陸して酒を飲もうではないかといいした者がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しつはがらりといて、それでも七八にん乗組のりこんだらう。女気をんなげなし、たてにもよこにも自由じいうられる。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)