乗組のりく)” の例文
旧字:乘組
船を造った人たちのことや、船に乗組のりくんだ人たちのこと、それから、その人たちがどうなったかということなどを説明しました。
それ其筈そのはづ実家さと生計向くらしむきゆたかに、家柄いへがら相当さうたうたかく、今年ことし五十幾許いくつかのちゝ去年きよねんまで農商務省のうしやうむしやう官吏くわんりつとめ、嫡子ちやくし海軍かいぐん大尉たいゐで、いま朝日艦あさひかん乗組のりくんでり、光子みつこたつ一人ひとり其妹そのいまうととして
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
それにはあの拳骨メリケン壮太が乗組のりくんでいた。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)