“其妹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのいまうと33.3%
そのいもと33.3%
イモ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ其筈そのはづ実家さと生計向くらしむきゆたかに、家柄いへがら相当さうたうたかく、今年ことし五十幾許いくつかのちゝ去年きよねんまで農商務省のうしやうむしやう官吏くわんりつとめ、嫡子ちやくし海軍かいぐん大尉たいゐで、いま朝日艦あさひかん乗組のりくんでり、光子みつこたつ一人ひとり其妹そのいまうととして
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
其頃、代助の学友に菅沼すがぬまと云ふのがあつて、代助とも平岡とも、親しく附合つきあつてゐた。三千代みちよ其妹そのいもとである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
是に其妹イモ伊邪那美命を相見まく欲して、黄泉国ヨモツクニに追い出でましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)