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ゑい
起、
妻を
殺して
以て
將たらんを
求む。
夫れ
魯は
小國にして
戰勝の
名有らば、
則ち
(六八)諸矦、
魯を
圖らん。
且つ
魯・
衞は
兄弟の
國也、
而るに
君、
起を
用ひば、
則ち
是れ
衞を
棄つるなり
呉起其の
己を
謗りし
者三十
餘人を
殺して、
東、
衞の
(六五)郭門を
出で、
其母と
訣る。((己ノ))
臂を
齧んで
盟つて
曰く、「
起、
卿相と
爲らずんば、
復た
衞に
入らじ」と。
遂に
曾子に
事ふ。
良久しうありて
奧さま
大方醉も
覺めぬれば、
萬におのが
亂るゝ
怪しき
心を
我れと
叱りて、
歸れば
盃盤狼藉の
有さま、
人々が
迎ひの
車門前に
綺羅星とならびて、
何某樣お
立ちの
聲にぎはしく