“せいしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正秀40.0%
清秀20.0%
勢州10.0%
政周10.0%
清周10.0%
青州10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時病床びやうじやうもとにありし門人○木節もくせつ(翁に薬をあたへたる医なり)○去来きよらい惟然ゐねん正秀せいしう之道しだう支考しかう呑舟どんしう丈草ぢやうさう乙州おつしう伽香かかう以上十人なり。
十度とたび、これをあらひたるものは、うまれし 清秀せいしうにしてたつとし。あらふこと二三度にさんどなるものは、尋常じんじやう中位ちうゐひと、まるきり洗濯せんたくをしないのは、昏愚こんぐ穢濁あいだくにして、しか淫亂いんらんだ、とをしへたのである。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
もすべきに御不運にて御早世ごさうせいなりしは返す/″\も殘念ざんねんなりとひと泣悲なきかなしむもことわりとこそきこえけれ扨も八代將軍には或時御側御用おそばごよう取次に御尋おんたづね有やうは先年せんねん勢州せいしう山田奉行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
出し東海道とうかいだう廻遠まはりとほ難所なんしよにても山越に御下向げかう有べしとて勢州せいしう田丸街道たまるがいだうへ先觸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此女は八右衛門の歿後に里方法成寺ほじやうじ村の門田氏に帰り、男子なんし一人はみなしごとなつて門田政周せいしうに養はれ、其子儀右衛門政賚せいらいの弟にせられた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
腹の中には岩下清周せいしう氏などの持つてゐさうな、色々な変な物があつたが、農夫ひやくしやうは綺麗に水でそれを洗ひ落してしまつた。豚はトルストイ信者のやうに清浄な身体からだになつてよこたはつた。
和尚おしよう如何どうだナなど扶持ふちでもしてくやうにはゞかせて、茶の呑倒のみたふしを、コレハ先生よくこそ御来臨ごらいりんさいはかたより到来たうらい銘酒めいしゆ、これも先生に口をきついただくは、青州せいしう従事じゆうじ好造化かうざうくわなどゝきゝかぢりと
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)