“しょうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ショウカン
語句割合
傷寒30.8%
召喚15.4%
消閑10.3%
召還7.7%
小閑7.7%
正観5.1%
蒋幹2.6%
蕭関2.6%
廂官2.6%
檣竿2.6%
少監2.6%
荘官2.6%
賞観2.6%
賞鑑2.6%
銷閑2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
医師に掛かると、傷寒しょうかんの軽いのだということだったが、今日でいえばちょうチブスであった。
九七 飯豊いいでの菊池松之丞まつのじょうという人傷寒しょうかんを病み、たびたび息を引きつめし時、自分は田圃に出でて菩提寺ぼだいじなるキセイ院へ急ぎ行かんとす。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「わたくしは警察からは召喚しょうかんされただけで、それは旅行届を出して代人を出してある筈です。それに就ては署長に充分諒解を得てあります。警察では、わたくしに何の嫌疑もかけていない筈です。」
ポラーノの広場 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それゆえにいよいよ私を召喚しょうかんするの必要あらば、このネパールへして命令を下して戴きたい。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
誰か湯治客がこの辺で竹を取って、湯治中の消閑しょうかんに、手細工を試みたものでしょう。それを北原に取らせようと慫慂しょうようするのを、北原は首を左右に振って、
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
古典の邪念のない美しさを愛する人には最もよき消閑しょうかんのレコードだろう。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
まもなくランドルフは英本国に召還しょうかんされてしまった。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
春から秋へかけて、秀吉は文字どおり、南船北馬の征事を果たし、九月、大坂城へ帰府してからは、久しぶりに、内治外政を——また彼らしき小閑しょうかん凡生活ぼんせいかつにもひたったであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「すまないが、わしに、ちょうちんをかしておくれんか。あした、正観しょうかんにもってこさせるでな。」
のら犬 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
「犬みたいだったがな。そのしょうこに、正観しょうかんはそばへよっても、ちっとも、こわくはなかったがなあ。」
のら犬 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
あらゆる戒行かいぎょうのうち、忍辱にんにくにまさる功徳くどくは無いと釈尊も仰せになりました。それにもかかわらず、忍べないのは正観しょうかんの智力が足りないからでございましょう、正しく物をみることの余裕を奪われたその瞬間から、憤怒の炎が吹き出して参るものでございます。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
和尚おしょうさんは、ころもをぬいで、ろばたで、おぜんにすわって、ざぶざぶと、お茶づけをながしこみはじめました。正観しょうかんは、おみやげのだんごを、ひろげました。
のら犬 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
やがて、蒋幹しょうかんは、案内されて、ここへ通ってきた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の諮問しもんに答えて、諸大将からもそれぞれ意見が出たが、その中で、例の蒋幹しょうかんがすすんで云った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人々は、その大言に驚いて、誰かとみると、帳下の幕賓ばくひん蒋幹しょうかんあざな子翼しよくというものだった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山兵は、つなみの如く、蕭関しょうかんへさして逃げくずれた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹操は、玄徳と共に、山東の境へ突出とっしゅつして、はるか蕭関しょうかんのほうをうかがった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこを去って、蕭関しょうかんとりでを後にすると、陳登は、暗夜に鞭をあげて、夜明け頃までにはまた、呂布りょふの陣へ帰っていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ッ。廂官しょうかんがこっちへ来た」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
騎馬の廂官しょうかん(左右・南北の奉行役人)が辻警戒にあたり、ひどい酔ッぱらいはらっして行ったり
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
万国商業の問屋となり、数万の烟筒は煙を吐いてために天日を暗からしめ、雲のごとき高楼、林のごとき檣竿しょうかん錐鑿すいさく槓杆こうかん槌鍛ついたんの音は蒸気筒の響き
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
今やその檣竿しょうかんに翻々たるの花旗はすでに天涯地角、至るところの人をして尊敬せしむるの力を有せり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
少監しょうかん王鉞おうえつひざまずいて進みてもうす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
痩せた坊主は終夜休まず走って朝方荘官しょうかん方へ著き、怪しからぬ屠家へ宿った、同伴は続いて来ぬから殺されたは必定ひつじょうと訴え出たので、荘主フォルス卿、急ぎ人を馳せて検察せしむると右の始末と、聞いた者一人も泣かずに済んだと、後日フォルス卿がフランシス一世王の母アグレームン女公のへそに茶を沸かしめて語った由。
われらが花を見るのは、植物学者以外は、この花の真目的を嘆美たんびするのではなくて、多くは、ただその表面に現れている美を賞観しょうかんして楽しんでいるにすぎない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
囲んでいるのは、その示衆みせしめ盛挙せいきょ賞鑑しょうかんする人達である。
「吶喊」原序 (新字新仮名) / 魯迅(著)
もしも彼がかりにわが日本政府の官吏であったと仮定したら、はたしてどうであったかを考えてみることを、賢明なる本誌読者の銷閑しょうかんパズルの題材としてここに提出したいと思う次第である。
災難雑考 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)