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小閑
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しょうかん
ふりがな文庫
“
小閑
(
しょうかん
)” の例文
小閑
(
しょうかん
)
を楽しむというのは、まだ閑のある人のことである。戦国に生れ、ことし三十二、しかもなお逆境の小君主、家康に閑日などはない。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、ようやく、その
小閑
(
しょうかん
)
を得た日であった。彼は、
息女
(
むすめ
)
たちの
局
(
つぼね
)
へ来て、京都の土産物の数々を
披
(
ひら
)
き、息女たちの喜びをながめて、彼も他愛ない半日をすごしていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春から秋へかけて、秀吉は文字どおり、南船北馬の征事を果たし、九月、大坂城へ帰府してからは、久しぶりに、内治外政を
視
(
み
)
——また彼らしき
小閑
(
しょうかん
)
の
凡生活
(
ぼんせいかつ
)
にもひたったであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“小閑”の意味
《名詞》
小 閑(しょうかん)
少しの閑。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父